2012年2月25日土曜日

セルフ2へのまかせ方

インナーゴルフの本の中で、著者のティモシー・ガルウェイが頻りに「セルフ2にスイングさせた」のような書き方をしている。

おせっかい野郎のセルフ1がスイング中に出てこないように、セルフ2に任せる、とは是非ともやってみたい。そうすれば、ミスも防げるだろうと思う。ところが、ガルウェイの本には、セルフ2にまかせる方法が書いていない。だからこの本を読んでも、ゴルフ場でスイング途中で出てくる、セルフ1をひっこめることができない。「なんか嫌なライだな」「左がOBだけど大丈夫かい」などとおせっかいを焼いてくるセルフ1をひっこめることができない。だから、ミスる。

ではどうすれば、セルフ2に任せることができるのか。昨年から試行錯誤を繰り返してきた。

スイング中に息を詰めるのか
スイング中、何かリズムある曲に合わせて振るのか

いろいろやってみたが、この頃のセルフ2への制御の渡し方がわかってきたように思う。
つまり

素振りの効用  である。

これがこのところの流行。

ゴルフネットワークでアメリカツアーを見ているが、ダスティン・ジョンソンが正に
このようにやっているのをみて、思いついた。

ルークドナルドやローリーマキュロイなどは構えたら打つ、スタイルだが
ダスティン・ジョンソンは必ず、しっかり素振りをしてフィニッシュまで持って行って
それから打つ。



すなわち、ドライバーからアイアンショット、アプローチ、パッティングまで

ショットの前に必ず素振りをしてみる。

しかもしっかりと、まるで本当に打つ時のようにフィニッシュまで。

その時のヘッドスピード、ヘッドの軌跡、フィニッシュの形を覚えて、

本当のショットはそのスピードに倣って、その軌跡に乗せる、フィニッシュに持っていく

ようにスイング。これが「セルフ2に任せる」

事なのだろう。

気まぐれやで無責任でおせっかい野郎のセルフ1に

「だったらオラァ知らん、アイツ(セルフ2)が前の素振りをナゾるだけなんだな」

と思わせて、なだめる。