なんとかお金を掛けずにゴルフが上手くなりたいと願っておるのだが、
そのために、怪しげなグッズを作り練習している。
カミさんからは「安物買いのゼニ失い」と揶揄されっぱなし。今日も「また、
百均に行って、変なもの買ってきたのぉ」だって(^^;
3000円の高床式に続いて、またまた、安上がりのパター関連の練習グッズ。
パターの練習は相変わらず高床式マットで行っている。毎日50球の練習は
欠かさない。このところ、週1は確実に行っていた練習場通いもしていない。
もっぱら、自宅でのパッティング練習やアプローチに時間を費やしている。
だが、本番のゴルフ場に行っても、以前と変わらず、いやむしろいいくらいの
スコアで回っている。
それもこれもパター練習のおかげだろうと考える。パットがうまくなる、とは
例えば36パット(全ホール2パット)が30パットになれば、6つアンダーで
回れる。 ということは例えばオールボギーオンでいいと思ったのが、6つも
パーが取れる、ということなのだから(あくまで理屈ではの話)。
ただ、このところ、打ったボールがカップ手前でひょういとフックすることが
ある。
真っ直ぐ走ったボールが最後に左に曲がるのだ。高床式のマットだから
凸凹はない。
どうもパターのフェース面がアウトサイドインに入っているようなのだ。
以前も言ったように、がちがちグリップで再現性は高めているのだが、
アウトサイドインの間違ったパッティングスタイルをいくら固めても仕方がない。
そう思っただけで、パッティングが不安。
そこでパッティングでボールを打つときのフェースの動きを知りたくなった。
パターのフェースはボールを打つまでちゃんと見ていて真っ直ぐ出ている
はずなんだけど。微妙にクローズしているのかも(^^;
スイング中の軌道を、どうやったらそれ知ることができるか考えた。
パッティングは通常のショットと比較し、最も物理学に近い動き、すなわち、
フェースを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す(厳密には、左右にぶれない)という
動きを目指している反面、フェース面がメンタルにより左右される、という側面
も持っている。
だから、左右にぶれない動きを如何に行うかを練習で得とくし、本番で
メンタルに左右されない自信を身につけたいのだ。
そこで思いついたのが、光によるパッティング練習法(ライトチェック練習法)。
ドラえもんのノリみたい(^^;
相変わらず、けち臭いと思われる練習グッズ。百均で2点のお買いもの。
ライトと鏡。本日作成。作成時間30分。費用200円(消費税別(^^;)
しかし、思いの外、効果抜群。ネットで調べてもこんな練習方法はないけど、
誰もできるから皆やってるかも。
本(のようなもの)を置き、その上にライトを置いて
メインスロープ部を照らす。(距離2メートル)
その先に、パターの表面に両面テープでパット
フェースに鏡を貼り、その反射光が受け皿部
後方部の壁に映るようにセット。
鏡を貼ったパターの素振りで、カベ面に反射光が映し出され、ヘッドの動きが
わかるというのがライトチェック練習法の仕組み。
百均で購入してきたLEDライトと手鏡(小さなもの)
2点。LEDライトが百均で、なんて凄い時代。
LEDライトは光源が1つのタイプのもの。
商品名 LED Flash Light D011
単3電池2本は必要(^^;
小さな手鏡は鏡が2枚のタイプ。
手鏡商品名 メタリック折り畳みミラー
LEDライトは柄の部分が細いため、それだけで横に置くとかなり上方を
向くため柄の部分をいろんなものでぐるぐる巻きにして、なるべく水平
若干上部を向くようにセット(これは適当)。もっとも、通常の懐中電灯
でも十分だから、自宅にあれば買う必要もない。
折り畳みミラーは2面鏡になっているが、一方を剥がす。剥がすときは
蓋の部分を手で折り曲げて、鏡(ガラス)を剥がす。作業は要注意。
剥がしたら、いつも使っているパターのフェース面に両面テープで張る。
ホントは樹脂系のミラーが一番なのだが、不思議と百均にはない。
これだけ。あとはライトをカップ後方に置いて、素振りをするだけ。
光源の向きはフェース面にほぼ直角にする必要があるから調整が
必要だが、部屋を暗くして、光源からの光がフェース面の鏡に当たり、
反射した光が受け皿後方の壁に映る。
パットの素振りでこの壁に映った反射光の動きを見る。
鏡を貼った状態では直接ボールを打つこともできるから効果の程も
わかる。
ライトチェックで、実際に腰は高いほうがいいのか、膝は、足は、グリップ
プレッシャーは、そして、それらがパターの軌道にスイングにどんな影響が
でるのか。
どんなスタイルでも、どの部位に注意しようが、とにかくストレートに引き、
ストレートにパターフェースを出す練習にはもってこいである。
ライトチェック練習法なら通常の平面型マットでもこの2品があればできる。
カップ部の後方にライトをセットすればボールを打ってもよい。
もっとも、素振りするだけでも十分チェックになるが。
ライトチェック練習法で見るとやはり、両脇を締めると、インサイドインに
なりやすいことがわかる。
インサイドインに振ることが基本と書いている本もあるし、真っ直ぐ引き
真っ直ぐパターヘッドを出す、と書いてある本もある。
ライトチェック練習法で試してみると、私的にはインサイドインはやはり
若干不安定な軌道になるように思う。
フェースを整えるには、両肘を曲げ、肩・両手を合わせて五角形を保って
右手を押し出すように打つ(左手を引くのはイン軌道になる)のが
よさそう、というのがライトチェックで分かった現時点の結論。
よく、ショットスイングを改善したら、即シングルになれた、なんて言う本や
ブログがあるけどけど、いくらショットが良くなっても、パッティングが良く
ならなきゃ無理だわなぁ。