猫の名前はミーコ、名付け親は嫁の母で、嫁の母がなんと「ネズミを捕ってもらうために、近所から子猫としてもらった」というのだが、今どきのネコはネズミなんか捕らない。
中国の文化大革命じゃあるまいし、母は盗らない猫は悪いネコと決めつけ、虐待に虐待を重ねたため人を信用しない猫になってしまったが、ホント美猫である。
中国の文化大革命じゃあるまいし、母は盗らない猫は悪いネコと決めつけ、虐待に虐待を重ねたため人を信用しない猫になってしまったが、ホント美猫である。
可愛い猫であるが、大きな欠点、私に馴れないのだ。こりゃ困ったもんだ。
虐待でせまーい透明のプラスチックの箱の中に入れられて神経が参ったせいか、お腹をぺろぺろ舐めはじめ、今じゃお腹の毛がすっかり抜けているのだ。おまけに、笑っちゃうのがアトピー。お腹があまりにもみっともないので、動物病院で血液検査をしてもらったら、なんとシャケなどの魚のたぐいが原因物質だとわかった。
この猫はどうも男には近寄らないが、ウチのかみさんのような女性にはすぐなつく。以前、息子の恋人がウチに来たときに、私に近よりもしないミーコが、この女性に近づいて膝の上に乗ったときには驚いた。
この猫はどうも男には近寄らないが、ウチのかみさんのような女性にはすぐなつく。以前、息子の恋人がウチに来たときに、私に近よりもしないミーコが、この女性に近づいて膝の上に乗ったときには驚いた。