2013年9月10日火曜日

グリップはガッチリに握る(ガチガチグリップのすすめ①)

久しぶりの投稿である。


ゴルフにはますます燃えている。

このところ、理論と言うにはおこがましいが、確立しつつある方法がある。
表題の通り、グリッププレッシャーについて、ガチガチに握る、ということである。


今年の5月頃からガチガチグリップをやり始めて、まっことに調子がよい。

90前後のスコアが均80前半まできたのだから

(まあ、私のばやい、名門・難コースでのスコアではないので、聞き流して(^_^;))。

ガチガチグリップは、ドライバーやアイアンなどクラブでグリップを変更するのではなく、

ドライバーからロングアイアンからショートアイアン、アプローチからパターまで、

ガチガチにクラブを握っている、ガチガチグリップである。


こんな話をすると、力自慢が腕力に任せてブン回しているのか、と思われるかも

しれないが、私はどちらかと言えば非力な方である。


ガチガチグリップはあくまで

スイング中の手首を固定し、クラブヘッドの軌道安定が目的

で、体もろくに回さず、腕の力だけでボールを叩くなぞは、論外。

スイングはあくまでボディーターン、体の回転である。


先日、ガチガチグリップという方法をゴルフの祝勝会でカミングアウトしたら、

皆が一様に

「あっ、それだめ、肩に力が入って飛ばない」

「それはダフるからだめ」

「グリップはゆるゆるだろ、そうすれば、体の回転に合わせてクラブが楽に回る」

「ガチガチグリップは肘や手首の関節の余裕がないからコックが出来ず だめ」

と大反対の合唱である。 (別に個人のスポーツだから反対されることはないのだが) 


それゃそうだ。皆、ゴルフを始めるときに先輩ゴルファーに最初に教えられるのが、

「クラブをこうやって握ってごらん、(ペチンと手を叩かれ)そんなに力を入れちゃだめ

クラブがスムースに動かないじゃないか」

「(訳も分からす)はい、わかりました」

と育ったのだから。

また、コースに出て、緊張する場面でグリップに力が入り、腕だけで打ちに行って

思いっきりダフった経験もあるから。


もちろん入門書にもグリップについて、大体は余裕を持って、ソフトに

握る、あるいは、左小指3本中心に握る、

サム・スニードは小鳥を包むように、と言ったとか

ゆるゆるがいい、とか

左手小指に10の力、そこからゆるめて右手親指を1にとか

左手小指中心に、剣道では左手小指で剣を振るのが基本だからとか

ガチガチグリップなんて書いていない



インターネットでも、ガチガチグリップ などと検索すると ろくな事がない代名詞。


でも、私の場合、ガチガチグリップでもしっかり飛ぶし、手首が固定されているので、

球筋が左右にぶれにくいのだ。(アタシャ元運動選手でもゴルフ歴30年でもない)


以前、私も前述の左手の指3本、後は右手も含め添えるだけ、だのゆるゆるだのを

様々に試し、それに凝っていたが、スイング・球筋の再現性は低かった。

多分、月一・二ゴルファーで練習場には週一ゴルファーでは、

再現性の高いスイングは会得できないのだろうねぇと思っていた。



とにかく、素人は添えるだけの右手が感情に左右されやすく、

例のおせっかい野郎のセルフ1に付け入る隙を与える。

「このホールであいつには負けたくない」

「ここはあのバンカーを越すほど飛ばさないといかん」

「左の引っかけはOBだから、絶対いやだ」

「右の池はこの間も入れたけど今度は入れたくない」

「あの人の前で格好いいとこ見せたい」


こんなとき、邪魔者のセルフ1がスイング中に忍び寄る。

ホントに大丈夫?手伝ってやろうか?

とスイング中、アイツは添えているだけのはずの右手に力を入れてくれ、

それが自分でも分かり、その結果を早く見ようとヘッドアップし、軌道が変わり、

と全てが台無し。


そこで、私の場合には ガチガチグリップである。

私のグリップはインターロッキングだが、普通にスクエアーに握って、

後は左手も右手も外側から内向けにクラブのグリップ部を折るくらいの

ガチガチグリップである。


これで、トップに持って行き、腕は肘には力を入れず、体の回転でスイングする。

ただ、経験から、アドレスで始動時、腕とクラブの形を逆Y字ではなく

少し ト の字にし、若干ハンドファーストにしてからバックスイングに行くけれど。


試してもらえば分かるが、肘を楽にすれば、手首以遠のクラブまで重く固定されて

手首とクラブの重さが実感できるはず。


左腕とクラブが一本化したイメージを持って、脇を締めて、体の軸で打ちに行くのだ。


よって、コックやアンコックのタイミングなどというややこしい事や

左手のグリッププレッシャーなんて気にしなくても良い。


今までのスイングでは

足の動き+腰の回転+肩の回転+腕+手首+クラブ+クラブヘッド

のそれぞれのタイミングが惑星直列のように、

あるいは鞭(むち)のようにビタッと揃ってボールの真芯をとらえれば


 

ボールは遙か彼方に飛んでいくのだが。。。。


月イチの我々がやるには再現性低いわねぇ。


(それはあんたがゴルフのスイング理論が分かってないからだ。はい、その通りです)


なんせ、ゴルフ前日の練習場で出来ても、当日になって、グリッププレッシャー

が不安定では、惑星直列なんてとても無理。
 

ところが、ガチガチグリップであれば

腕+手首+クラブ+クラブヘッドは一体化しているから


前の3つの動きを考えれば良いからファクターが少なく

練習の成果を出しやすくなる。


ため・コックだのアンコックだの、意識的に手首を使って飛ばす芸当はできないが、

とにかく球筋が安定する。


体の回転だけで腕の大きなスイングアークだけで、球筋をややこしくする手首による

小さなアークが入らないから、クラブヘッドの軌道が安定。


ただ、この方法は多分(打ったことないけど)300ヤード越え、とか、

クラチャンやトップアマを目指す、

人なんかは聞き流してもらって結構です(当たり前か)。



ガチガチグリップはとりあえず、100を切りたい、とにかく90を切りたいと

いった人向きの球筋を安定させる、やさしい方法だとおもう。


もちろん、即上手くは行かないし、練習をしないと。


ただ、練習器具も、何もいらない、ただガチガチグリップで、クラブを折るくらい

目一杯力を入れて、だけど体の回転でスイングするだけなんだから。

後は体や腰の回転だの早さだの、自分の体にあったやり方を見つければよい。

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