2011年6月19日日曜日

インナーゴルフ実践編②

昨日、インナーゴルフをひっさげて、プライベートコンペに行ってきた。結果は4141の82で、まずまず、って感じではあるが、やはり、セルフ1が出てきてじゃまをする。

ティモシー・ガルウェイ氏は「インナーゴルフ」の中で、セルフ1はじゃまなだけの存在、彼はいらないのだ、彼を出さないことに腐心すべきだ、といっているんだが、、、

私としては、彼(セルフ1)自身は自分の心の一部なのだから、「出るな出るな」と言えば言うほど、出てくるのではないか、それに彼はそんなに悪いやつじゃない、と思っていた。

昨日は前半は41で後半は2メートルパットをセルフ2に活躍してもらってなんとか7ホールまで1オーバーでやってきた。

8番ティーで、今まで比較的無口だった一緒にプレイするおじさんが言うんだなぁ

「あれぇ、あなたのクラブって、ドライバーやウッド、アイアン、ウェッジ、パットが統一していないんだ、なんか寄せ集めみたい」

と余計な事を言うんだなぁ。

そん時にセルフ1が心の中でのしのし出てきた。

「何を言ってるんだ、ゴルフなんか結局どこのメーカーのドライバーであろうが、ウッドであろうがスコアがよけりゃいいんだ、それが証拠に今の自分は『今1オーバー』なんだ。まあ、おじさんの意見には適当にあしらうけどなぁ、このドライバーショットを見てから言えよ、ここもパーだぜー」

ということで打った8番ロングのティーショットは、何とか右フェアウェイのちょいラフに入った。ボールは3分の2埋まっている。そこから、先ほどのセルフ1が言う。

「おいおい計算したか?前半41だから、ここはパーであがれば9番がボギーでも38、前後半合わせても79だぜ、久々の70台、ここはちょい長いけど、ここからは残り290、ぜったいスプーンで残り100未満ならなんとかパーオンでパーだぜー」

そして、5番アイアンも持っていたが、捨てた。

「よし、ここはスプーンだ、スイングは確立しているし、大丈夫、左だけ気を付ければ、何度か素振りして、よし、いくかぁ」

えいやー、っと打ったボールはラフに喰われ、案の定トップ気味に100ヤードも飛ばなかった。

飛ばして残りを100ヤード未満にするはずが、飛んだのが100ヤード未満とは笑い話だぜ。

ここでセルフ1ががんがん言う

「こんな筈では、こんな筈じゃあ」

周りのメンバーは「どうしたの?」と聞くが「いやいや下手なだけですよ」と言いつつも

「こんな筈では、だからこれを挽回せねば」

残り220ヤードのフェアウェイだけど、5番で打てば残りは50ヤード未満、

「残り50ヤード未満なら、寄せワンでパーも可能」

5番で打ったら会心の当たりだが、打ち急いでアドレスの方向を誤り、行ってはならないグリーン右方向で、縦では20ヤードくらいだが、ピンはバンカー越えの50ヤード。

「まだまだ寄せワン、ここはサンドでベタピンでパーじゃー」

4打目、残り50ヤードで力が入って少し強めに入り、グリーンに乗ったが、こぼれバンカー(^_^;)

バンカーから打った5打目はグリーンこぼれ6オン、2パット、結局8(>_<)

この間、セルフ1が言ってたのは

「こんな筈じゃないだろ、よし、じゃぁこれで挽回だ、あっ、こんな筈じゃないだろ、よし、、、」

この繰り返し。

この間、スイングではイメージを膨らましてセルフ2を出していたと思っていたのだが、

『アドレス前の準備段階からセルフ1が顔を出したら、なかなか退場しない』

ってこと。

次回に生かそう。

「こんな筈では」

という感情に対しては「ならば、挽回策として」ではなく

「よし、これを受けよう、謝ろう」

という精神なんだろう。

2011年6月13日月曜日

インナーゴルフ その後2

6月12日にゴルフに行ってきた。インナーゴルフの極意をひっさげて。
しかし、面白いほどうまくいかんなぁ、っていうのが実感(^_^;)

セルフ1は①悪いやつではない②目立ちたがりではない③『どうしよう』っていうから
出てくる

セルフ2に任せればよい、だけど、教育ママ(ティモシーガルウェイはこう表現している)
のセルフ1が許さないのだ『私の言うことを聞かないからそういうことになるのよぉ』ってね。

教育ママを出さないのも策としてはいいのだろうけど、むしろ

『出たがりの教育ママを出るんじゃないと言うより、出てきてもいいけど、傍らで優しく
見つめていてね』っていうほうが『彼女』の存在を認めつつ、彼女に依頼する『
暖かい目』っていうほうが、やんちゃなセルフ2はのびのび出来るんじゃないかな。

だって、セルフ2はセルフ1の裏返しなんだから。

2011年6月7日火曜日

インナーゴルフによる初実験

6月5日にインナーゴルフを習って2週間目にして実践で活用しようと目論んで、Aクラス月例に臨んだ。

結果的にはさんざんなゴルフで4746の93と余りパッとしない、っていうか、なんじゃこりゃと言うことになったが、本人自身はいつものような「あそこであれを打たなければ」とかいった、いつもの悔恨はない。

なぜなら、セルフ1をある程度押さえることが出来たから(ティーショットのOBはなかった)。

また、セルフ1というのは心の悪魔ではなく、愛しの教育ママであることも分かった。

プレイしながらつらつら考えた。「セルフ1が居なければセルフ2のパフォーマンスは最大になりみんなハッピーではないか。セルフ1は必要なのか。

いやいや、必要なのだ。(こうして)ブラインドタッチでキーボードを叩けるのは、いきなり出来たわけではなく、セルフ1が『ほらFは左手人差し指にあるでしょ』と教えてくれ、なんどもセルフ1にセルフ2が叱られ、その内、ブラインドタッチで出来る、すなわちセルフ2だけでセルフ1のお世話にならなくても出来るようになる、正にスペースシャトルのブースターロケットのようなもの」なのだと。

ミスショットもある程度分かっている。

左手とシャフトの1本化、それを引っ張る右手薬指の引っ張り、その時に頭の中は、ややパワーフェード気味に飛び出す球のイメージを強く持ち、頭をいっぱいにする。後はちあきなおみの歌に合わせたリズムのスイング、を守らないときがけがをする、ことがわかっただけでもOK。

前回のブログで書いた、パットのアドレス時に左にボヤッと見える穴にイメージを重ねてのパットも効果有り。

2メートルパットなどは、今までボールに引いた線にパターのラインを合わせ、幾何学を信じてパットのラインに沿って、入るか入らんか分からないおどおどパットをしていた。

しかし、今回は2メートルや3メートルならホールがボヤッと視線に入り、視覚上、ボールとホールの間を2次元に落として線を引き、セルフがイメージを作ってパットをするから「安心して」パットできる。

ただ、フック・スライスラインではもう少し経験が必要のようだ。
この次はこれがテーマだ。

2011年6月6日月曜日

自分で作る面白ゴルフグッズ

先日のニュースで、雨の日に群馬県のゴルフ場で、2人のプレイヤーが池にハマって溺れ死ぬという悲しいニュースがあった。

真相は分からないが想像するに、プレイ中にボールが池に落ちた。勿体ないので多分ロングアイアンかなんかで拾おうとして、池にドボンと落ちてしまったのかな。

先日、キャディさんが言っていたけど、「まず、ゴルフ場の池には必ず浮き輪が用意してあります。人が池に落ちたら、気づいた人が浮き輪を投げること」だそうだ。

また「私も(50歳くらいのおばちゃんキャディ)も池に嵌ったことがあるけど、池の底は泥沼の土ではなく、人工池だと底はビニールテントだから、浅くてもぬるぬるしているし傾斜しているので立ち上がろうとすると滑ってしまう、あせるとどんどん立ち上がれなくなるのよ」と言っていた。気を付けなくちゃ(^_^;)

池ポチャのゴルフボールをキャッチする『ボールレトリバー』という商品がある。釣り竿の先端がボール拾いできる形になったもの。キャロウエイから出ている製品で(他にもあるようだが)、レトリバーとは、ゴールデンレトリバーという犬の種類から来ているようだ。

すなわち、あの犬はボールを探して持ってくるのが得意だから、とか書いてあった。

キャロウエイ製のボールレトリバーは4.7メートルで6千円以上する。様々なゴルフショップに行くと必ず「申し訳ございません、お取り寄せになります。多分2・3週間くらいかかると思います」と言われる。

そこで、勿体ないんで自前の「ボールレトリバー」を100均のグッズとカミさんの使い古しの突っ張り棒で作ってみた。写真上をご覧あれ。

先端は、写真下にある、100均で売っている卵置き、その下はやはり、100均で売っている突っ張り棒。

玉子置き、下部をペンチで切って、上部分の針金を伸ばして、その先端をL字型に曲げる(上の写真の先端部参照)。次に突っ張り棒の丈夫にキリで穴を開けL字型に曲げた玉子置きの先端を差し込む。

後はやはり100均で購入の白いビニールテープでぐるぐる巻き。これだけでロングアイアンより十分長い「レトリーバー」が出来上がる。突っ張り棒は太い方の底をカナノコで切ってバネを取り外さないと、しょっちゅう出っぱなしになるので注意。

ポイントは先端の玉子置きの「径」で、上を少し絞ると拾いやすくなる。

写真上の下の部分は、カミさんが捨てようとしていた洗濯物干しの突っ張り棒。これを組み合わせ、なんと長さは3.8m(さすがにキャロウエイには負けるが)までのばすことが出来る。費用は先っちょむき出しでは格好悪いので、やはり100均で買ったケータイホルダーのカバーの他、なんやかんやで800円くらい。

結構、ホール間の待ち時間に側の池に落ちた同僚のボールを拾うのに役立っている。