2011年11月30日水曜日

パッティング時の左手首

このところ、いざってぇ時、1メートル弱のパットを外す
ことがあり、悔しい思いをしていた。

例えば、これを入れれば、寄せワンのパーとか、なんとか
ボギーで納まる、など危機迫るパットで右に外したり左に
外したりすることがある。

そのためにやっていたのは、よく言われる、イメージを強く持って
、且つ、両肘を五角形でパットする、肩をヤジロべーのようにヘッド
を振り子のように動かす、グリップは強めに握る(あるいは、
柔らかく握る)、ボールを刷り上げるように打つ、ヘッドを真っ直ぐ後ろに引くなど様々に試してみたが、どうも真っ直ぐボールが走らない。

右図のように止まる間際で左右にぶれるのだ。これは、きちんと真っ直ぐヘッドがボールに当たっていない証拠である、ことは分かったが、対処方法が分からない。

「教科書通りにヘッドも体も動かさず、前傾姿勢のまま、肩だけ動かせば。。。」とやっていたが、よく見ると、いくら頑張っても右図のようなヘッドの動きになっている(私の場合)。

よって、(A)のようなケースでまっすぐ行くが止まり間際で少しフックする、あるいは当たる場所によってはスライス、あるいは(B)のケースのようにプッシュすることになる。

この原因は見ての通りヘッドが湾曲のスイングをしているから。ではどうするか、様々に試してみたが、最終的には
左手首固定が一番と結論づけた。

すなわち
いかに左手首を固定化させるか。
左腕と

左手首の関節を下に向けてみると左手の甲が
左右に曲げられなくなる。これが肝。

ドライバーからパッティングまで最も大事なこと
は左手首である、と考えている。

左手の甲の角度を一定に保持してスイングすることが、ドライバーからロング・ミドル・ショートアイアン、アプローチ、パッティングまでのスイングのキモだと考える。



2011年11月28日月曜日

ベストハーフ35

勤労感謝の日、近くのパブリックで35(1アンダー)で回れた(ラッキー)
全てがうまく行き、一緒に回った仲間も最後のショートホールの1mパットで
「これ入れると1アンダーだねぇ」とプレッシャーを掛けたけど
「そだね」と受け流して、入れた。
心の中では「やったー」とかけずり回りたかったけど、そこはそれ、年相応の
対応で、「次はいけるかなぁ」などと、冷静を装った。
かっこいいねぇ。
ノーボギーの1バーディーだから、プロみたいだね。
まあ、言ってるパブリックは河川だけど3100ヤード弱、しかも広いから
いつも気持ちよくプレイが出来る。
後半は昼休み2時間半待ちで昼寝してしまったら、なんと、体調が変になり
46も叩いてしまった。すごいねー。

2011年10月26日水曜日

パットはクロスハンドで

先月辺りからパットに悩んで、最終的にはクロスハンドグリップにした。

このパットでパー、あるいはボギーといった1.5メートルのパットが
右に逃げていくケースがこの夏以降、「多発」していた。

我が家のパター練習マットでも同様のケースが多発し、様々に試してみた。
例えば、ボールをパターでこすり上げるようにしてみよう、とした。
最初は良いのだが、力加減でやはり右に逃げたりする。

そこで思いついたのが、私の両肩のアンバランス。
私の左肩は数年前に50肩を患い、その内、治ったと思ったのだが、
リハビリ等により正式に治しておらず、変な形で関節が固まったらしい。
そのためか、左肩が右肩より上がっているのだ。

だからどうしても、スライスするんではないか、と自己診断。

クロスハンドグリップでは必然的に左手を下になり、両肩が平行
になり、ボールが右に逃げることが少なくなった(ように思う)。

これを先日のコンペで取り入れてみた(もちろん、その2週間前くらいから
自宅マットでみっちり練習したのだが)。

効果はそれなりに出て、1.5メートル(歩測で2歩から3歩)はOKで
あった。それもあって、3ヶ月ぶりの70台もでたのだ。

もちろんインナーゴルフの技(アタマをイメージでイッパイにしてショット)
も忘れなかったのはいうまでもない。

今はこのクロスハンドで、右手首を固定にして、より正確さを求める練習を
している。

2011年9月23日金曜日

スイング中の右肘の動き

先日、ゴルフ場の専属プロと回ったときに、

「あなたのスイングは右肘右脇が縮まり、且つグリップが固めだから、トップが低く、フォローも小さいし、しかも頭が上下動するから飛距離が出ない」

と言われた。

非常にショックで、飛距離が出ないのは、それを犠牲にしても真っ直ぐ飛ばしたいためだけど、頭が上下動するのは気が付かなかった。

また、
「右肘はトップの状態でボールの前まで下ろすように」
とも。

一緒に回った仲間が「そうそう、君は上下動する」だと、早く言ってよ。

マット クーチャーは右肘右脇が縮んでるけど飛んでるよ、と言おうとしたが、米国の超一流プロとは全く違います、と笑われそうだから言わなかった(^^;

その後のラウンドは、素直に言うことを聞いてみた。

トップの位置を高めに、右肘を少し高くして、右肘を左足内側に持ち込んだら、真っ直ぐに、しかも昔の飛距離に。もちろん、ガチガチグリップで。

スコアも今年初の割には、まずまず。

帰宅後、自宅でユピテルのスイングトレーナーポケットで、右肘を高く、左足内側に持ち込むスイングで5番アイアンのヘッドスピードをチェックしてみた。

ほしたら、なんと、今までいくら頑張ってもせいぜい32メートルだったのが、35、6まで行くようになったのよ。

ただ、ユピテルのスイングトレーナーでは今までのスイングでは、やはり右肘を上げるのは、効果有りと分かるが、ブレがあるからもう少しスイングを固め、常に36位でないと。

トップのコックが今の課題。

2011年8月9日火曜日

我が家の猫

我が家にはペットとして犬・猫がいる。
猫の名前はミーコ、名付け親は嫁の母で、嫁の母がなんと「ネズミを捕ってもらうために、近所から子猫としてもらった」というのだが、今どきのネコはネズミなんか捕らない。

中国の文化大革命じゃあるまいし、母は盗らない猫は悪いネコと決めつけ、虐待に虐待を重ねたため人を信用しない猫になってしまったが、ホント美猫である。
可愛い猫であるが、大きな欠点、私に馴れないのだ。こりゃ困ったもんだ。
虐待でせまーい透明のプラスチックの箱の中に入れられて神経が参ったせいか、お腹をぺろぺろ舐めはじめ、今じゃお腹の毛がすっかり抜けているのだ。おまけに、笑っちゃうのがアトピー。お腹があまりにもみっともないので、動物病院で血液検査をしてもらったら、なんとシャケなどの魚のたぐいが原因物質だとわかった。

この猫はどうも男には近寄らないが、ウチのかみさんのような女性にはすぐなつく。以前、息子の恋人がウチに来たときに、私に近よりもしないミーコが、この女性に近づいて膝の上に乗ったときには驚いた。

2011年8月1日月曜日

インナーゴルフとジンクス③

昨日も雨にもかかわらずゴルフに行った。
結果は4341の84。

メンバーはその場に集合した自分よりずいぶん若い
ゴルファー2人と同年配1人。

面識のない人たちとゴルフをするのはインナーゴルフを
確認できてよい。

知ったもの同士とやるのはそれはそれで楽しいが、知らない
もの同士とやると、変わった癖・技・アドレスや飛距離を見る
事が出来るし、逆に自分がどう見られているかも気にかかり
緊張したりする。セルフ1が出てきやすい環境である。

若い2人は二人で、一人はずいぶんこなしているようなショットを
する。もう一人は初めて1年か2年のようだ。

同年配の人物はうまいように見えたけど、ドライバーやショットが
安定しない。グリップをよく見ると右手親指をシャフトの真上に
置いている。これはいわゆる「フックグリップ」ではないと思うんだが、
いままでさまざまな経験・練習をしてきた結果なのだから、
仕方ない。

昨日は、ショット前のアドレス時に「(左腕とシャフトの)一本化、
一本化」とおまじないを唱えてアドレス。

一番問題はアドレス時のボールの位置を左足より少し右側に
セット。これが私のジンクスで、セルフ1が出てこない。

昨日の実験では一本化して、トップから右手薬指で左足方向に
引いていく事を基本にしても、ボールの位置がどのクラブでも
両足の中程に置くと右に行きやすい、と言うことが分かった。

もう1つ、パット。パットでは結局一番大事なのがフェイス面。
フェイス面が行きたい方向と一致していなければ、何をしても
あかんわねぇ。これを鍛えるにはパター練習でボールでボール
を当てることだねぇ。

2011年7月23日土曜日

インナーゴルフとジンクス②

前回のジンクス編では
セルフ1の顔を出させない、宥めるためにティーショットでは
ボールラインを目標にきっちり合わせると言ったジンクスを
説明した。

セルフ1と言うやつはまあいわゆる自我の固まりみたいなもので
いつでもどこでも顔を出す。

だから、心が疲れてくると同じ事をやっていても

「おい、ボールのラインを合わせて、っていったって、こないだみたく
失敗することもあるんだぜぇ、今回は大丈夫かい」

なんて言って出てくる。まるで化けモンだ。

セルフ1はスイングの途中で出てくると雑音以外の何者でもない。

綺麗なスイングというのは、セルフ2が行ういわばアナログの運動
のようなものだと例えると、セルフ1はそのなめらかな運動をブツ
ブツにするデジタル雑音である、と言えよう。

セルフ1の出番をなくすには、頭をアナログイメージで満たすことが
一番。

スイングをどうイメージするか。

私の場合には、アドレスからの始動で少しヘッドを手首だけでバックさせる。
これで、(鏡で見ると)左腕とシャフト、ヘッドが一本化する。

ここからバックスイングを始動していくのだが、その時に

左肩→左手首→ヘッドの3点で構成する透明な三角形をイメージする。

よく、左肩→右肩→グリップの三角形を崩すな、と言うが、あれは
私には意味が分からない。力が入るだけ。

それなら、左肩・左手首・ヘッドの三角形がイメージしやすい。そしてこの
三角形(のシャボンの膜のようなもの)を崩さないようにトップからダウンスイングに
持って行く。

ここで重要なことは左手首の甲を最後まで折らないこと。

そして、この三角定規をボールと左足のかかと方向に向けてダウンスイング
する。

この中で左手首の甲を折った瞬間に、三角のシャボン膜は空気抵抗に遭い
歪み割れてしまう、ボールも様々に飛んでいく。

私はこのシャボン膜を構成する左腕とシャフトを「左腕の1本化」と呼んでいる。

では、右手はどうするか。

以前に書いているように

クロスグリップで左手と接触している、右手薬指に力点を置いて、右手で三角定規を
左かかと方面に振り下ろす。

重要なことは上記のシャボン膜をスイングの始動からトップ、ダウンスイング、インパクト、
フォローまで崩さないこと、(崩すとシャボン膜はインパクト前に割れる)、このことを
イメージしながらスイングすれば、アナログ運動はセルフ1にじゃまされることなく出来る
ようになるであろう。

また、崩さないことにより、ボディーターンでスイングすることになり、しかも、右手を
使った曲がりの少ない力強いボールが打ち出されるだろう。

ボールマークを方向に合わせる、アドレス時に左腕の一本化、と唱えてからアドレスに入り、
スイングする、これが最近の私のジンクスである。

2011年7月17日日曜日

インナーゴルフとジンクス

久々、というか2度目というか、70台で回った。ベスグロ3937の76である。


今までハーフ30台は出ていたが、後半になると「おいおい、このまま行けば

ここをパーであがれば、ここはボギーでも30台で70台でまわることになるぞ」

と今で言えば『セルフ1』が顔を出してくる。

昨日は前半は39で後半スタートした。

午後一番のティーショットで、ボールに引いたラインを目標に合わせ、アドレスする。
セットしてボールの後ろに立ち、目標を眺めたら、ラインは少し斜めっていた。

今までなら「このくらい、人間、精密機械じゃあないんだからテキトーでいいじゃんか」

とそのままアドレスして打っていた。しかし大体においてうまく行かないことを思い出した。

後ろに立った状態でラインが若干右だな、けどそのまま行っちゃえ、といって見事に右に
ボールが出るケースがよくあった。

昨日はこんな状態で気持ち悪いんでラインを合わせ直した。

このティーショットはうまく行った。

ラインを合わせる合わせないは、確かに人間は精密機械じゃないんだから関係ないように
思えるが、

『合わせるって、要はジンクスなんだなぁ』

とつぶやいた瞬間に、

『ジンクスは先人の知恵で、要するにセルフ1をなだめるための手だてなんだ』

と気が付いた。

そう考えると非常に楽。

①ボールラインが少し斜めってる状態でアドレス

②お節介野郎のセルフ1が「大丈夫かい、ホントにうまく行くかい」と言い始める

③セルフ2が気持ちよくスイングしようとしているのに、セルフ1がじゃまをする

よって、スイングがスムースに行かない。

如何にセルフ1の出番を少なくするかが大事。そのためのジンクスなんだろう。

2011年7月12日火曜日

インナーゴルフのこの頃

ここのところ、ブログを更新していない。
インナーゴルフによって、まさか「劇的にスコアが変わる」なんては思っていなかったけど、
かつ、そこそこのゴルフをやっているけど、且つ、ティーショットでセルフ1の行動を抑えること
が何とか出来るようになっているけど、やっぱそれだけではないらしい。

それは何か。簡単。精進、練習です。では、今までと同じようにやればいいのでしょうか。
いいえ、違います。「セルフ2」に覚え込ませるような練習が有効なのです、と言う意識を
持ってやっております。

まあ、このブログにやってくる人間はほとんどいないだろうから、決して大仰な言い方はしない
けど、「セルフ2」を意識することは大事だとつくづく思います。

「今、誰に教えたの、今、誰のための練習をしているの」「そう、セルフ2を教育しているのです」

隣の始めたばかりっぽいお兄ちゃんに「俺はうまいんだぞ、おせーてやろうかぁ」
隣の飛ばないおじいちゃんに「それは肩をこうするんだよう、そうすればとぶんだ、俺のを見ろよ」
隣の綺麗ぽいお姉さんに「俺って、5番だって、9番だってこんなにまっつぐとぶんだぜ、感心した?」

って、これら全て、セルフ1の話。セルフ2はまじめで、向上心が旺盛で、研究熱心。
このセルフ2と鍛えることを考えれば、前述のようなアホな事は言わなくなります。

2011年6月19日日曜日

インナーゴルフ実践編②

昨日、インナーゴルフをひっさげて、プライベートコンペに行ってきた。結果は4141の82で、まずまず、って感じではあるが、やはり、セルフ1が出てきてじゃまをする。

ティモシー・ガルウェイ氏は「インナーゴルフ」の中で、セルフ1はじゃまなだけの存在、彼はいらないのだ、彼を出さないことに腐心すべきだ、といっているんだが、、、

私としては、彼(セルフ1)自身は自分の心の一部なのだから、「出るな出るな」と言えば言うほど、出てくるのではないか、それに彼はそんなに悪いやつじゃない、と思っていた。

昨日は前半は41で後半は2メートルパットをセルフ2に活躍してもらってなんとか7ホールまで1オーバーでやってきた。

8番ティーで、今まで比較的無口だった一緒にプレイするおじさんが言うんだなぁ

「あれぇ、あなたのクラブって、ドライバーやウッド、アイアン、ウェッジ、パットが統一していないんだ、なんか寄せ集めみたい」

と余計な事を言うんだなぁ。

そん時にセルフ1が心の中でのしのし出てきた。

「何を言ってるんだ、ゴルフなんか結局どこのメーカーのドライバーであろうが、ウッドであろうがスコアがよけりゃいいんだ、それが証拠に今の自分は『今1オーバー』なんだ。まあ、おじさんの意見には適当にあしらうけどなぁ、このドライバーショットを見てから言えよ、ここもパーだぜー」

ということで打った8番ロングのティーショットは、何とか右フェアウェイのちょいラフに入った。ボールは3分の2埋まっている。そこから、先ほどのセルフ1が言う。

「おいおい計算したか?前半41だから、ここはパーであがれば9番がボギーでも38、前後半合わせても79だぜ、久々の70台、ここはちょい長いけど、ここからは残り290、ぜったいスプーンで残り100未満ならなんとかパーオンでパーだぜー」

そして、5番アイアンも持っていたが、捨てた。

「よし、ここはスプーンだ、スイングは確立しているし、大丈夫、左だけ気を付ければ、何度か素振りして、よし、いくかぁ」

えいやー、っと打ったボールはラフに喰われ、案の定トップ気味に100ヤードも飛ばなかった。

飛ばして残りを100ヤード未満にするはずが、飛んだのが100ヤード未満とは笑い話だぜ。

ここでセルフ1ががんがん言う

「こんな筈では、こんな筈じゃあ」

周りのメンバーは「どうしたの?」と聞くが「いやいや下手なだけですよ」と言いつつも

「こんな筈では、だからこれを挽回せねば」

残り220ヤードのフェアウェイだけど、5番で打てば残りは50ヤード未満、

「残り50ヤード未満なら、寄せワンでパーも可能」

5番で打ったら会心の当たりだが、打ち急いでアドレスの方向を誤り、行ってはならないグリーン右方向で、縦では20ヤードくらいだが、ピンはバンカー越えの50ヤード。

「まだまだ寄せワン、ここはサンドでベタピンでパーじゃー」

4打目、残り50ヤードで力が入って少し強めに入り、グリーンに乗ったが、こぼれバンカー(^_^;)

バンカーから打った5打目はグリーンこぼれ6オン、2パット、結局8(>_<)

この間、セルフ1が言ってたのは

「こんな筈じゃないだろ、よし、じゃぁこれで挽回だ、あっ、こんな筈じゃないだろ、よし、、、」

この繰り返し。

この間、スイングではイメージを膨らましてセルフ2を出していたと思っていたのだが、

『アドレス前の準備段階からセルフ1が顔を出したら、なかなか退場しない』

ってこと。

次回に生かそう。

「こんな筈では」

という感情に対しては「ならば、挽回策として」ではなく

「よし、これを受けよう、謝ろう」

という精神なんだろう。

2011年6月13日月曜日

インナーゴルフ その後2

6月12日にゴルフに行ってきた。インナーゴルフの極意をひっさげて。
しかし、面白いほどうまくいかんなぁ、っていうのが実感(^_^;)

セルフ1は①悪いやつではない②目立ちたがりではない③『どうしよう』っていうから
出てくる

セルフ2に任せればよい、だけど、教育ママ(ティモシーガルウェイはこう表現している)
のセルフ1が許さないのだ『私の言うことを聞かないからそういうことになるのよぉ』ってね。

教育ママを出さないのも策としてはいいのだろうけど、むしろ

『出たがりの教育ママを出るんじゃないと言うより、出てきてもいいけど、傍らで優しく
見つめていてね』っていうほうが『彼女』の存在を認めつつ、彼女に依頼する『
暖かい目』っていうほうが、やんちゃなセルフ2はのびのび出来るんじゃないかな。

だって、セルフ2はセルフ1の裏返しなんだから。

2011年6月7日火曜日

インナーゴルフによる初実験

6月5日にインナーゴルフを習って2週間目にして実践で活用しようと目論んで、Aクラス月例に臨んだ。

結果的にはさんざんなゴルフで4746の93と余りパッとしない、っていうか、なんじゃこりゃと言うことになったが、本人自身はいつものような「あそこであれを打たなければ」とかいった、いつもの悔恨はない。

なぜなら、セルフ1をある程度押さえることが出来たから(ティーショットのOBはなかった)。

また、セルフ1というのは心の悪魔ではなく、愛しの教育ママであることも分かった。

プレイしながらつらつら考えた。「セルフ1が居なければセルフ2のパフォーマンスは最大になりみんなハッピーではないか。セルフ1は必要なのか。

いやいや、必要なのだ。(こうして)ブラインドタッチでキーボードを叩けるのは、いきなり出来たわけではなく、セルフ1が『ほらFは左手人差し指にあるでしょ』と教えてくれ、なんどもセルフ1にセルフ2が叱られ、その内、ブラインドタッチで出来る、すなわちセルフ2だけでセルフ1のお世話にならなくても出来るようになる、正にスペースシャトルのブースターロケットのようなもの」なのだと。

ミスショットもある程度分かっている。

左手とシャフトの1本化、それを引っ張る右手薬指の引っ張り、その時に頭の中は、ややパワーフェード気味に飛び出す球のイメージを強く持ち、頭をいっぱいにする。後はちあきなおみの歌に合わせたリズムのスイング、を守らないときがけがをする、ことがわかっただけでもOK。

前回のブログで書いた、パットのアドレス時に左にボヤッと見える穴にイメージを重ねてのパットも効果有り。

2メートルパットなどは、今までボールに引いた線にパターのラインを合わせ、幾何学を信じてパットのラインに沿って、入るか入らんか分からないおどおどパットをしていた。

しかし、今回は2メートルや3メートルならホールがボヤッと視線に入り、視覚上、ボールとホールの間を2次元に落として線を引き、セルフがイメージを作ってパットをするから「安心して」パットできる。

ただ、フック・スライスラインではもう少し経験が必要のようだ。
この次はこれがテーマだ。

2011年6月6日月曜日

自分で作る面白ゴルフグッズ

先日のニュースで、雨の日に群馬県のゴルフ場で、2人のプレイヤーが池にハマって溺れ死ぬという悲しいニュースがあった。

真相は分からないが想像するに、プレイ中にボールが池に落ちた。勿体ないので多分ロングアイアンかなんかで拾おうとして、池にドボンと落ちてしまったのかな。

先日、キャディさんが言っていたけど、「まず、ゴルフ場の池には必ず浮き輪が用意してあります。人が池に落ちたら、気づいた人が浮き輪を投げること」だそうだ。

また「私も(50歳くらいのおばちゃんキャディ)も池に嵌ったことがあるけど、池の底は泥沼の土ではなく、人工池だと底はビニールテントだから、浅くてもぬるぬるしているし傾斜しているので立ち上がろうとすると滑ってしまう、あせるとどんどん立ち上がれなくなるのよ」と言っていた。気を付けなくちゃ(^_^;)

池ポチャのゴルフボールをキャッチする『ボールレトリバー』という商品がある。釣り竿の先端がボール拾いできる形になったもの。キャロウエイから出ている製品で(他にもあるようだが)、レトリバーとは、ゴールデンレトリバーという犬の種類から来ているようだ。

すなわち、あの犬はボールを探して持ってくるのが得意だから、とか書いてあった。

キャロウエイ製のボールレトリバーは4.7メートルで6千円以上する。様々なゴルフショップに行くと必ず「申し訳ございません、お取り寄せになります。多分2・3週間くらいかかると思います」と言われる。

そこで、勿体ないんで自前の「ボールレトリバー」を100均のグッズとカミさんの使い古しの突っ張り棒で作ってみた。写真上をご覧あれ。

先端は、写真下にある、100均で売っている卵置き、その下はやはり、100均で売っている突っ張り棒。

玉子置き、下部をペンチで切って、上部分の針金を伸ばして、その先端をL字型に曲げる(上の写真の先端部参照)。次に突っ張り棒の丈夫にキリで穴を開けL字型に曲げた玉子置きの先端を差し込む。

後はやはり100均で購入の白いビニールテープでぐるぐる巻き。これだけでロングアイアンより十分長い「レトリーバー」が出来上がる。突っ張り棒は太い方の底をカナノコで切ってバネを取り外さないと、しょっちゅう出っぱなしになるので注意。

ポイントは先端の玉子置きの「径」で、上を少し絞ると拾いやすくなる。

写真上の下の部分は、カミさんが捨てようとしていた洗濯物干しの突っ張り棒。これを組み合わせ、なんと長さは3.8m(さすがにキャロウエイには負けるが)までのばすことが出来る。費用は先っちょむき出しでは格好悪いので、やはり100均で買ったケータイホルダーのカバーの他、なんやかんやで800円くらい。

結構、ホール間の待ち時間に側の池に落ちた同僚のボールを拾うのに役立っている。

2011年5月30日月曜日

パッティング(インナーゴルフ続き)

ティモシー・ガルウェイのインナーゴルフで、ホールにボールを入れることを考えるのではなく、ボールをどこに転がして止めるのかをセルフ2に予想させろ、ということが書いてある。

また、アドレスしたら、ホールのみを見てボールを見ないで打てば距離・方向ともセルフ2に教えることが出来るとも書いてある。


どこへ転がすのか、いつもの練習場のパッティング練習場で練習していたら、『ボールを見ながら、しかもホールを見ながら打つことが出来る』ような気がしてきた。MAX5メートル程度であるが、アドレス時にボールを見ながら左目の端にホールが見える。はっきりとホールが見えるわけではないが、微かにホールが見える。

このホールを目指してボールを打てば、入る確率が高くなる。ただ、何を目指してどのように、というのが問題。そこでいろいろ試してみたら(もちろん個人差があるだろうけど)、目の端に見えるホールは今、アドレス時に見ているボールとの間に線を結ぶことが難しいことが分かった。

若干、見えるホールの左側を狙うのがポイントなんだけど、打つときはこれらの情報を『2次元の写真』を見るように、ホールを目指して打つことにより、『ホールが見えるからヘッドアップがなくなる』ことにより安心して打てる。

これも今度のラウンドで実験してみよう。

2011年5月27日金曜日

インナーゴルフ その5

ティモシー・ガルウェイのインナーゴルフでは
若干、スイングに対して技術的なことに若干
触れている。
「この部分についての感覚の注意が必要だ」
のように書き込んであるが、この辺りじゃ
若干だれるところだ。なぜなら、この辺りは
彼がプロゴルファーでもレッスンプロでもないので
まあまあ、って感じである。

目からウロコが落ちたのは他にパッティングについて
語っている箇所がある。

このパットをホールに入れることだけを考えるのではなく
打ったボールがどの経路でどこに止まるのか、と言う感覚
をセルフ2に教え込め、ということ。

一生懸命、何とかの一つ覚えみたいに、穴に入れることしか
考えていなかった私としては、これはウロコ。

奥に高くなっているグリーンで、ピンの右に付けたときに
一生懸命入れることを考えるのではなく、どういう経路で
どこに止めるのか、(その途中にピンがある)を考えよう
ということ。なるほど、入れようとすると緊張するが、あそこに
持っていこうとすると、緊張感が若干和らぐ、その途中に
ピンがあるのだから。

それからもう一つ、1.5から2メートルくらいの短いパットは
アドレスをした後、ボールを見ずにピンを見ながらヒットする、
これもセルフ2への教え込みとしてはよしと書いてある。

来週あたりやってみよう。

2011年5月25日水曜日

インナーゴルフ その4

今まで、20年近くゴルフを行ってきて、ようやっとスイングのなんたるか
が固まってきたように思った先日、なんと96のスコアを木更津で出して
しまった。

その前までは80台がずっと続いていたのに、「もはや分かった」と思って
いたのになぜなのか、悩んだ。
その結果として「インナーゴルフ」に遭えたのだけれど。

中部銀治郎さんは「分かったと思うな」
夏坂健さんはラリー・マグリアノというフランスだったかの女子プロの言をとりあげ
「スイングのどこにも無駄な余計な力があってはならない、余計な力ないスイングで
飛んだ距離がその人の距離なのだから(再現性が高い)」
田原紘さんは「右脳を使うゴルフ」

この本に遭えなければ、また分かったような分からないような禅の世界に
入り込むところであった。

ティモシー・ガルウェイの「インナーゴルフ」に書いてあるセルフ1とセルフ2
の話で上述の本が全てつながっていくように思える。

分かったと思うな、とは文字大好きのセルフ1が理解した(と思っていること)を
スイングの途中でセルフ2に「ほらほら、前回のようにバックスイングは30センチ
まっすぐ引くんだろ、右足はバックスイング時に動かさないんだろ」などと言いだし
たら、スイングにならない。だから、中部さんはセルフ1にぐちゃぐちゃ言わさない
くらい、歩くように自然なスイングを求めよ、と言っていたのだろうか。

右脳を使うゴルフは確かにイメージしてスイングする、は正しいのだけど、そこに
セルフ1が出てくる事に対して、本の記述では無視していたように思える。
だから、「右脳を使うゴルフ」で分かった、と思っていても、いざプレイするときには
セルフ1がこっそり近寄ってきて「そうそうイメージで埋めるんだよね、頭をいっぱいに
するんだよね、そうすればスムースなスイングが出来『あいつの球をアウトドライブ』
できるよ、みんなが凄いっていうんだよ」って巧妙に出てくると、アウトになるんだなあ。

セルフ1が出てくることは人間なのだから当然で、この存在を認めて、且つ、
押さえることを考えるんだろう。
インナーゴルフで納得いったことを用いた先週のゴルフでは80で回ることができた。

ただ、セルフ1がこれを聞きつけると、次の月例のプレイで「ほらほら、こないだうまく行った
あれを使えばぁ」といいだすんだろうなぁ。なんか落語のネタになりそう。

そもそも、ゴルフというスポーツをするのに「本から入る」っていうのもおかしなモンだよね。
歩き始めた1歳前後の子供は本を読んで歩き方を覚えるわけないし、初めてスキーを
泳ぎを、自転車に乗るのを「本を読んで、両足の重心のかけ方を覚えよう、手の動きを
覚えよう」なんてするわけないものね。

2011年5月24日火曜日

インナーゴルフ その3

インナーゴルフでは、野性児くんはいきなりの天才ではなく
やはり教えてやらなければならない。
誰が?もちろん本人が。
ではどうやって?

インナーゴルフを購入してもらえばいいのだが、

私の理解では、
スイングして無駄のない、無理のない形を「感じてもらう」
しかないのだそうな。

しかし、ガチガチに理論漬けされ、教え漬けされた、おじさんたちが
感じてもらう、というのも難しいと言うかも知れないが、そこは
ご心配なく。

今、自分が行っているスイングを目をつむって行い、体のどこか、例えば肘、
例えば腰、例えば足、例えば膝に無理がないかゆっくり振って、確認してもらう。

そして、どこにも無理のないスイングを作り上げればよい。

ここで大事なのは「××としなければならない」「××としてはいけない」
というセルフ1が言いそうな制約を一切無視して、セルフ2だけで感じて
もらう。正しいスイングを目指すのではなく「自分に合った無理のない
スイング」を見つけるのだ。今まで行ってきたスイングにあまり大差は
ないだろう。ただ、力のいれ具合、タイミングが若干異なってくる。

よってセルフ2自身がこれが無駄のない、無理にどこかに力の入っていない
スイングだ、というところを探すのだろう。

自分のスイングをイメージし、例えば腰の高さに来たときにヘッドがどこを向いているかを
想像し、目を開けて見てみてその通りのヘッドの向きかを確認する、鏡の前であれば、
トップでのヘッドの位置や肩の回転、などイメージして、目を開けて確認する。
こうやってセルフ2にイメージを教え込んでいく。

2011年5月23日月曜日

インナーゴルフ その2

インナーゴルフはインナーテニスのシリーズ本。
ティモシー・ガルウェイ氏がテニスで成果を挙げた(と記述している)
インナーゲーム理論をゴルフにも適用しようと書いたものらしい。

インナーテニスと同様にスポーツのパフォーマンスを上げるための
スポーツ心理(?)を説いている。

以下は私個人的解釈である。

すなわち
スポーツを行うときの心理として、ガルウェイ氏は
セルフ1という人間としての知識・欲・期待などを司っている心と
セルフ2という運動神経だけの(野性的な)心の2つがあり
これを上手に使うことで良い結果を得られると言っている。

ショットにしろ、パットにしろあらゆる運動は本来セルフ2が最大の
パフォーマンスを生み出すのだが、人間であるが故に、セルフ1は
この野性児を信用していない。あらゆる本を読み、理解しているのは
私(セルフ1)であり、おまえらのような野蛮な心理(セルフ2)なんかに
任せられん、としゃしゃり出てきて、セルフ2の仕事(本来各一人一人が
持っている最大の運動パフォーマンス)を無茶無茶にしてしまう、というのだ。

ゴルフは運動のパフォーマンスで、誰かと議論しよう、あるいは報告書を
書こうというのではないのだから、身体運動に関しては野性プロ集団に
任せればいいのに、これらを信用しない菅直人(?ゴメン)のようなエラソーな
ヤツが「君(セルフ2)は間違っている」「俺(セルフ1)の話を聞け!」というわけだ。

セルフ1の特徴は
「文字で語ること」
「結果を予想し語ること」
「名誉・栄誉が好きなこと」
「失敗が嫌い」
「心(多分自分の)が傷つかないように予防線を張ること」
等である。

よって、最終ホール、1.5メートル登りまっすぐのパット、これを入れれば、久々
30台なんてぇときに、セルフ2はまっすぐ登りパットだから感でパッと打てばいい
と思っているとき、菅直人が出てくるのだ。

「おいおい、ちょっと待てよ、これを入れれば、パーじゃないかー」
「これを入れれば、久々30台、アイツの鼻を空かせられる」など、あるいは、
「これが外れたらどうしよう」、「いやいや外せないがんばろう」など様々な文字
を想起。そしてボールとホールの間にある、パットライン上に「~パーだー~」とか「30台だー」「はずすなぁー」とか文字が出てくる。緊張する。

手が震え、目がうつろになり、エイヤって打ったらラインが違い、タッチが強く入り、左を抜けオーバー1メートル。
返しは下りで慎重にいかにゃあならんのに、緊張が解けて、照れ隠しに「あーあ」なんて片手でパットし、また外し、パーどころかダボとなる。自己嫌悪。

こうならないためには、ガルウェイ氏はセルフ1をこうした場面に出演させない方法を提示している。

即ち、私の解釈では、アタマをイメージでイッパイにすること。ボールが
どのようなラインを通ってどのようなスピード転がるかを想像する、もっと言えば、
入ったボールを穴から取り上げることまで想像することにより、菅直人の出番が
なくなる。これにより、「これが入ったら」の結果を思い浮かべることが無くなる、
というのだ。

「よし、入れるぞー」もましてや「入らなかったらどうしよう」も皆、セルフ1のなせる
業である。これらも全て排除し、ボールをどのように転がしどこへ運ぶのか、を
想像するというのだ。

スイングにしても、アタマで覚えたチェック項目が多すぎて、「アドレスの始動はまず
右肩(あるいは左肩)で、クラブを30センチほど飛球線後方に引き、
そこから右腰の高さまで持っていく。このとき、左手首が折れないことを確認、
シャフトは地面と並行になるがクラブフェースは少し地面を向いた形になる、ここから
トップへは右肩を後方に引くように回していくが、右足はしっかり大地に根付かせる
ことを忘れずトップまで。右肘は地面を向いたまま、トップでは。。。。。。。」なんて
セルフ1が語って、各部分で「合ってるか、間違ってないか」なんて言われて、果たして
野性児くんのセルフ2がスムースに振れるだろうか。

野性児くんは単に1・2・3でクラブを振ればいいだけなのだ。ただ、野性児くんには
ちゃんとしたスイングを「感じてもらい」最大のパフォーマンスを実現してもらいたい。
では、どうするのか。。。。

2011年5月20日金曜日

インナーゴルフ

日刊スポーツ出版社から出ている「インナーゴルフ」(ティモシー・ガルウェイ著)を読み始めた。

私の場合、唯一の趣味のゴルフは80台90台をうろうろしているが、いつも思っていた事がある。
『なぜ、人は肝心なときに堅くなるんだろう、堅くなっていいことなんかちっとも無いのに』
『こないだはこれを入れれば30台の70センチパットを緊張のあまり外したんだ』
『17番まで3アンダーで来ていたのに18番のパー5、ティーショット打ち下ろしで左に曲げて
OBになったんだ』
そうならないように、練習しなければならないんだ。だけど、いいときはなぜうまく行くのか、
そう、肩に力が入っていないときなんだ。肩に力を入れない構えやグリップ、スイングを
すれば、うまく行くんだ。。。。

だけどうまく行かない、相変わらず、良ければ80台前半で悪ければ90台半ば、うかうかすると
100叩きにあったりする。

そのために、「こうすれば、安定したスイングが出来る」、と『ゴルフ統一理論』なる
日記帳まで作って、はや2年になろうとしているのに、相変わらず変わらない。

このままで終わってしまうんだろうかと思っていた。

そんとき、ネット上に同じような悩みの回答に【すご本】インナーテニス(ティモシー・ガルウェイ著)
がゴルフの本じゃないけど、良いよ、と書いてあった。

このインナーテニスなる本を購入(この本は神保町まで行って探したが、結局ほとんどの店に
在庫が無く、お取り寄せです、と言っていたが、さすがに「書泉グランデ」にはあった。
どういう訳か、私の探している本は、三省堂にも東京堂でも見つからないがどういう訳か、
いつも「書泉グランデ」で見つかる。前の「二流小説家」を探したときもそうだった)し、
早速読んでみると、分かる分かる、セルフ1とセルフ2、そうそう、、、
んんん?「インナーゴルフ」っていう本もあるのか。

って、今度は「八重洲ブックセンター」で見つけて読み始めた。


上記のアガル、堅くなるといった疑問の回答をこの『インナーゴルフ』に載っているように思える。

以降は次回に